fc2ブログ
インファナル・アフェアもう1回
DVD返す前にもう1回ざっと見てみた。今度は日本語吹き替えで。Ⅰのラスト屋上の名場面のあと、エレベータのところでの会話は、吹き替え聞いてやっと意味がはっきりした。

最初見た時から気になって仕方ないこと。ウォン警視がゴルゴ13にそっくりなこと。バカのキョン(ヤンの弟分)がカシオペアの向谷実にそっくりなこと。若いほうのラウ役が加勢大周にそっくりなこと。

映画・ドラマ | 23:42:57 | Trackback(0) | (-)
インファナル・アフェア
(ネタバレあります)
ずっと見たかった「インファナル・アフェア」三部作をぶっ通しで見た。面白かったけど、こういう映画って死にオチしかあり得ないのかなとちょっとさびしい。生き残った1人はさらに無間地獄を生き続ける、という哀しいお話。

Ⅰは文句なしの傑作。ただ私はアクションムービーには恋愛は無用と思っているので、ケリー・チャンとのシーンはなければもっといい。こういう映画はホモソーシャルな世界を貫いたほうが絶対に良い。

Ⅱは微妙。第一、主演の2人の若い時代を別の俳優が演じるというのにどうしても無理がある。アンディ・ラウとトニー・レオンは18歳を演じるにはオッサン過ぎるということだろうか(そりゃそうかもしれないけど…)。それにしてもここでの主役2人は、ハンサムではあるけれど魅力に欠けていて、見ててあまり面白くない。逆にオッサンの主役2人がなぜスターたり得ているのかがまざまざとわかるくらい。似てなくてもいいからもうちょっといい俳優を使うべきだったと思う。
全体には、ノワールらしく残酷に人がバタバタ死んでいくだけで、本当にⅠと同じ人が作っているのか?と思うくらいレベルは落ちる。ただ、ここでの恋愛には多少存在意味がある。恋愛の相手であるボスの妻役の女優もいい(けど、この女の立ち位置がいまいち不明瞭)。

Ⅲは、不要なシーン(主に恋愛シーン。本当に不要。ラブコメにしたいのか?と怒りさえ覚える)が多すぎて、すごく散漫。だけど、最後のオチまで見終わったあとは、しみじみ、ええ話やったなあ~と思える。え?この人ええ人やったん?という驚きとともに。ちょっと仕掛けがあからさますぎるきらいはあるものの。
個人的には、あの方に生き残っていただいて、気の狂ったこの方を複雑な気持ちで見守り続ける、というラストだったらもっとよかったかな。

映画・ドラマ | 15:31:36 | Trackback(0) | (-)
「七人の侍」
パソコン新調するまでDVD再生機というものを持っていなかったので、今日初めてDVDをレンタルした(レンタル料80円の日だったので)。レンタル店の会員登録するのも何年ぶりか。

以前、BSで見たことがあるので初見ではない。お話はあまり好きではないけど、三船敏郎がほんとにいい俳優だなあと思う。一番の見どころは、三船のお尻かも(かなりお尻丸出し)。「用心棒」も見たい。三船がかっこいいから。

何でお話があまり好きじゃないかというと、恋愛エピソードがウザいから。娯楽作品なんだからお決まりなんだろうけど、アクションムービーに恋愛は無用だと私は思うんだよね。そもそも映画に「お決まり」として必ず恋愛エピソードが入ること自体、好きじゃない(タモリも同じこと言ってた。恋愛のシーンは早送りするらしい。さすがだ)。また、出てくる農民の娘というのが、ちょっと素敵な若いお侍さんを誘惑する、嫌な女なんだ。あそこさえなければ、映画がもっと締まると思うのは私だけだろうか。

映画・ドラマ | 23:42:00 | Trackback(0) | (-)
森達也「1999年のよだかの星」
ようつべで見た。NONFIXの動物実験のドキュメンタリー。動物好きだから、ほんとうに見るのがつらかった。涙なしには見られない~(まじで)。
予想していたのを超えるような部分はなかったけれど、ひとりでも多くの人が見たほうがいいのは間違いない。中学か高校の授業で見せるといいよ。

作品中、心臓に人工血管を埋め込まれるビーグル犬が出てきたけど、こういう実験には確かにビーグル犬が定番らしい。昔、医学部の移植の部門にいた人が、実験動物はいつもビーグル犬だと言っていた。実験動物にされるビーグル犬はとても大人しく、まるで自分の運命をよくわかっているかのように従順だと言ってたのをよく覚えている。いつもビーグル犬だということは、いろんな面でビーグルが移植の実験に向いているのだろう。内臓の大きさが人間と似ているのかもしれない。そしていつもビーグル犬だということは、それ用に業者が繁殖させているのだろう。

昔、よく通っていた猫の溜まり場から、いっせいに猫がいなくなったことがあった。そこの猫はとても人に懐いていて(ということは、近所の人たちは猫たちに優しかったのだ)だからこそ1匹残らず捕まったのだろう。

宮沢賢治は誰かと似ているとずっと思っていた。「よだかの星」のストーリーを聞きながら、そうだオスカー・ワイルドに似てるんだ、と今日わかった。

映画・ドラマ | 00:18:00 | Trackback(0) | (-)
実写版アストロ球団
どうなんでしょう、これ。私にはコントにしか見えないんですけど…。
プロダクションI.G.制作のOPのアニメだけはすごく良く、全編アニメでやったほうがよかったんじゃないの?という気持ちが拭いきれない。だいたいこう、ぜんぶネタでやってるんですよ、というのを表に出した楽屋落ち的な作り方って、なんか嫌らしい気がしてあんまり好きじゃない。予想はしてたけど、無理があるよな…。

映画・ドラマ | 23:32:55 | Trackback(0) | (-)
「暗戦デッドエンド」
暗戦 デッドエンド 4時間睡眠が3日続いていて、もう寝ないと死ぬ、と思いながらちょっとテレビつけたら映画やっていて、布団に入ってつらつら見てたら、これが面白くて面白くて、結局最後(午前4時)まで見てしまった。「暗戦デッドエンド」という香港映画。レスリー・チャン亡きあと香港映画界随一の男前は、アンディ・ラウとチャウ・シンチーだと私は思ってるんだけど(異論もあるでしょうが)これは主演がアンディ・ラウ。死期の近い強盗犯の役で、物凄くかっこいい。

 一応シリアスな映画なんだけど、妙にあっけらかんとしたところがあって、ユーモアもあって、香港ノワールという路線ともまた違う。最後は主人公が派手に死んで終わりかと思ったら、そうでもなく、とても後味のいいラストで、とにかくアンディ・ラウの美しさが最後まで光りまくってた。映画、最近のはほとんど見ないけれど、いい映画ってまだまだあるんだなあと感心しました。

 香港は一度行ったことがあるけど、そこはかとなくホモくさい街で、これはきっと迫害された中国中のゲイが香港を目指して集まってくるからに違いない、と勝手に思っていたのだけど、そんな香港の匂いも漂ってくるような傑作でした。DVDほしい~。

映画・ドラマ | 18:42:04 | Trackback(0) | (-)
すごい北村一輝@「夜王」
 大奥ではかな~りイマイチだった北村一輝、たまたま見た「夜王」のホスト役は大ハマリで凄まじい。画面に出てきただけでなぜか爆笑してしまう(それくらいカブいている)。何だかいろんなものを発散していて目が離せない~。ヒョウ柄がこんなに似合っていいのか。しかも某BLマンガ家の描くホストにそっくりで、それがまたおかしい(髪型までそっくりだ)。しかしどうにもこうにも名前が気になる。北一輝と一字違いなのには何か意味があるのか。


映画・ドラマ | 23:36:18 | Trackback(1) | (-)
「大奥」最終回
 つまらん。前回の大奥はあんなに面白かったし、最後も女同士の絆でピシッと決まってたのに。話全体もドロドロするばっかりで盛り上がりに欠けたし。脚本家の人、何かあったのか。だいたいエンディングテーマがあの選曲だった時点で、何かアブナイな、と思っていたんだよね。前回のサザンの曲はすごく良かったのに。北村一輝の顔も好きじゃないし、皆さん、あれで楽しめたのだろうか。あ、でも田辺誠一は好き。超情けない役で、とっても良かった。

映画・ドラマ | 23:41:50 | Trackback(0) | (-)
「扉の向こう」エレファントカシマシのドキュメンタリー
扉の向こう 「誰も知らない」の是枝裕和監督という人について調べていたら、去年フジで放送されたエレファントカシマシのドキュメンタリーを作った人だと知って驚いた。本来ドキュメンタリー畑の人らしい。他にも、日本で初めて性交渉によるエイズ感染を公表した人のドキュメントなども撮っているらしい。

 エレカシはむかし日本で唯一好きだったバンドだったので(今は興味はない)このドキュメンタリーはとても感慨深く見た。相変わらずの摩擦係数の高さが好感度大。出来のいいドキュメンタリーだなと思っていたので、DVDになっているのは喜ばしい。テレビで見たのは途中からだったので、機会があったら見てみるつもり。38歳でちっとも老けていないのも驚き。自分勝手に生きていたらこんなにも老けないものなのか。


映画・ドラマ | 18:59:07 | Trackback(0) | (-)
狼の血族
夜中のテレビで見る。ええ話や~。こういう映画はイギリスらしくてよろしいなあ。ニール・ジョーダンはほんとリリカルだ。特撮シーン(ちゃちすぎる…)さえなければ完璧。
調べてみたら、原作者のアンジェラ・カーターはカズオ・イシグロの先生だった人らしい。

領主の結婚パーティに妊婦の元恋人が現れ、醜い参列者たちを眺めながら「森にいる狼のほうがずっと節操がある(wolves in the woods are more decent)」って不敵に笑いながら言う、すると参列者がみんな狼になってしまうという、とてもいいシーンがある。私も昔、紛うことなきクズ男に「犬にかまれたと思ったら。イヒヒ」って言われたことあるけど、犬のほうがよっぽど誠実だ、って言ってやればよかったよ(こういう時、人間の品性を表すいい日本語ってないね。decentっていい言葉だ。言葉がないから日本人には年々歳々、品性がなくなってるのかね)。

一瞬だけ出てきたテレンス・スタンプが美しかった。この人は年とってからのほうが断然美しいと思う。


映画・ドラマ | 23:57:31 | Trackback(0) | (-)
SEX AND THE CITY 面白い!
夜中にテレビつけたらやってて、何だか下ネタの多い映画だと思って見るともなしに見だしたら、面白くてやめられなくなった。日本語吹き替えがウザいので半分以上わからないが英語で見てたがそれでも面白い。普段、恋愛を扱ったドラマ(映画も含む)は鬱陶しくて見てられん私だが、これは面白い。しかもゲラゲラ笑える。スゴイわー。こんなレベルの高いドラマがアメリカでは人気あるんかー。日本のくだらないドラマとは雲泥の差。日本のドラマと同様、女性が見るものとして作られてるとしたら(女性のホンネを描く、という内容からすると当然そうでしょう)これは絶望的なくらい、女性の意識に差があるわー(ていうか、日本の場合、もしかすると悪いのはタレント事務所と電○なのかもしれんが)。

どっかで見た顔がいるな、と思ったら、レズビアン役(?)でアラニス・モリセットが出ててちょっと驚いた。このドラマのテーマにはぴったりの人材ではある。


映画・ドラマ | 23:25:21 | Trackback(0) | (-)
前のページ
PROFILE

hananeko

  • author: hananeko
  • ほとんどケアできないので、
    コメント欄は閉じてます。
    ごめんね。ご意見はhananeko111☆mailどっとgooどっとえぬいーどっとじぇいぴー(☆をアットマークに、ひらがなをアルファベットに)まで。
  • RSS
Calender
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
02月 « 2024/03 » 04月
Recent Comments
Search
Search this site.