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あやしうこそものぐるほしけれ
引き続き国語シリーズ。
枕草子はいいと思ったことがない。いかにも優等生の女が器用にエッセイを書きましたよ、上手でしょ、という感じで、深いものが全然感じられない。面白いのは、未だに女性が書くエッセイにこの形式が生きているってことで、日常の風景をさらりと描写するのがよしとされたりする。

それに比べて徒然草はいい。
「蟻のように集まって東西南北に走り回る。身分の高い者も低い者も、年寄りも若者も。営む所何事ぞや。生を貪り利を求めてやむ時なし」「退屈を嫌う人の気が知れない。何と言っても一人が最高」
素晴らしいね。兼好法師は心の友かもしれん。確かに物くるる友はいいよ、確かに。
吉田神社の神主の息子だとは知らなかった(近所だったのに!何度も行ったことあるのに!)。だから吉田…。

本・雑誌 | 23:37:32 | Trackback(0) | (-)
amazonからDMメール
しばらく前に佐藤直樹の『世間の目』をマーケットプレイスで買ったら、こんな「おすすめ商品」がきた。
阿部謹也『日本人の歴史意識』『学問と「世間」』『日本社会で生きるということ』、岡本裕一朗『異議あり!生命・環境倫理学』、広田照幸『日本人のしつけは衰退したか?』、森村進『自由はどこまで可能か?リバタリアニズム入門』、金子勝『セーフティーネットの政治経済学』、松原隆一郎『消費資本主義のゆくえ?コンビニから見た日本経済』

実は私はあんまり本を買わない(貧乏だし、本棚にももう入らないから)。1冊の本からこれだけの「おすすめ」が来るなら、アマゾンでよく本を買っている人は、アホほどおすすめが来るのかな。

本・雑誌 | 23:31:19 | Trackback(0) | (-)
竹取物語
10minボックス国語で「竹取物語」をやっていた。確かに、平安時代の人が考えたにしてはすごいお話だと思う。月からのお迎えが来る場面。真夜中なのに昼のように明るくなり、戸という戸がひとりでにばばばばと全部開いて、宇宙人が雲に乗ってやってくる。普通にSFだ。

かぐや姫が帝に残した不老不死の薬を、帝は「永遠の命になど意味がない」といって、天に最も近い場所で燃やすように命じた。それからその山はふじの山(不死の山)と呼ばれるようになった、というオチは知らなかった。物語には社会風刺もこめられているらしい。

本・雑誌 | 23:21:13 | Trackback(0) | (-)
本屋のバカ店員
3年ぶりに毎日が夏休みに戻ったので、荒れ放題の部屋を少しずつ整理している。ぜんぜんはかどらないが、以前日記に載せようと思ってつけたメモが出てきた。小谷野敦の「すばらしき愚民社会」が出た頃に本屋に探しに行った時のことなので、20004年後半頃のことだと思う。

(ここからメモより)
倒産した老舗書店S堂を引き継いだBood○stに小谷野敦の新刊を見に行った。カウンターの中の店員は、S堂の頃とはがらっと変わって、若いいまどき風のバイト(たぶん)男女が4~5人いた。その中の若い女の店員に聞いてみた。
私「小谷野敦の新刊で、愚民がどうとかいうタイトルの本ありますか?」
店員「(端末で検索しながら)宮原敦ですね」
私「小谷野敦です」
店員「矢野敦ですね」
私「(耳遠いんかこいつ、とちょっといらつきつつ)小谷野です。コ、ヤ、ノ」
店員「小谷野ですか(端末のキーボードを更に打つ。しばし待つ。けっこう待つ)・・・「綿矢りさの作られ方」でしたら・・・」
私「ええっ?愚民がどうとかいうタイトルなんですけど・・・(いいかげんイライラして)ちょっと見せてください(端末を無理やり覗く)。載ってるじゃないですか。これです、これ」
店員「(何のリアクションもないまま無表情に)『すばらしき庶民社会』は売り切れです」
私「(この店員は「愚民」という漢字が読めないのだ、とこの時気づく)あ、売り切れですか。次に入ったらどの辺りに並ぶんでしょう」
店員「ですから、売り切れなので入る予定はありません」
私「いや、次回入ったら・・・」
店員「ですから、売り切れですから、入りません(憮然として断言)」

見るからにバイト風の若い女店員。小谷野敦を知らないのはまだ仕方ないとしても、商品知識のなさ、国語力のなさ(本屋の店員なのに「愚民」が読めない。多分意味も知らないだろう)、おまけに客に対する態度の悪さは物凄かった。なに気取ってんだボケ!S堂の頃はちゃんともののわかった店員さんがいたのに、バカのバイトでコストダウン図ったんだろうか。それともナウでヤングな茶髪店員がウリなんだろうか。発刊すぐに売り切れてる新潮社の本が再販しないわけないだろうバカが。それも、丁寧に言うならまだしも、何であんなに気取って偉そうなんだ。信じられん。
(メモここまで)

今考えたら、あまりにもネガティブメッセージなので日記に載せなかったんだな。
その後このBook○stも潰れ、ていうか、同じビルにあった老舗映画館も一緒になくなり、今はビルごと工事中。この界隈で大きな書店がなくなったのは辛いけど(近所にあった丸善も今やジャンカラだもんなあ)、このBook○stが潰れたことはむしろ嬉しい。

(7月12日追記)
Book○stは改築されたビルに残るらしい。なーんだ。丸善が入ればいいのに。

本・雑誌 | 21:38:46 | Trackback(0) | (-)
小倉千加子のコラム
図書館に行ったので、週刊朝日の小倉千加子のコラムをまとめて読んでみた。
テレビに関するコラムなので、毎回タレントやドラマやワイドショーネタなんだけど、なんかどんどん抽象的で文学的になってて面白い。
この人は昔はもっとわかりやすくフェミニストで、言ってることも愚直なくらい単純だったのだけど、ある時期から変わった。たぶん、いろんな矛盾や葛藤や、そして絶望を抱えるようになったのだと思う。ええ感じだわあ、と個人的には思う。

↓以下2chからのコピペ。
小倉千加子がフェミニズムの講演をしてたんだが、
何遍やっても、結局女の自立に結びつかず、
「あ~オモロカッタ。元気が出た。さて帰って夕食作ろう。」
という方向にいくそうだ。

そうだろうそうだろう。女ってそうなのよね。だから私はハナから女を信用する気にはなれないのよ。期待してて裏切られたら、そりゃ絶望もひとしおでしょう。
そして週刊朝日のワイドショーネタのコラムも、全然オチもなく、もやもやしたまま終わるのです。

ていうか、2chにこのブログからのコピペを見つけたよ! なんか複雑な気分…。

本・雑誌 | 23:24:25 | Trackback(0) | (-)
ドリス・レッシング
をちょっと読んでみようと思って、図書館にあった「猫好きに捧げるショート・ストーリーズ」(なぜか国書刊行会から出てる)とか借りた。2編読んだけど、なんちゅうか救いのない話。イギリスっぽい。代表作という「草は歌っている」市内中の図書館に置いてなく、予約したら「絶版なので買えません」と電話がかかってきた。ついでにアリス・ウォーカーの「メリディアン」も絶版で入らんと! もともと置いてないっちゅうのも問題だが。

本・雑誌 | 23:35:08 | Trackback(0) | (-)
読ませる技術/山口文憲
モノを書こうとする人の必読書、とずっと前から言われていたので読んでみる。笑えるところが多いのがいい。特に「文章の出口」の話のところ。日本人はどうしてもエンディングが水戸黄門か寅さん式になってしまう。つまり話にケリがついたあと、富士山の見える分かれ道みたいなところに関係者を集め、「みんなで力を合わせて励むんじゃぞ」なんてことをやる。非日常の時間から日常の時間に戻さないと気が済まない。その点香港映画はすごい。最後の対決シーン、決着シーンのところで、ダーッと跳び蹴りして相手の顔に命中したシーンでストップモーションがかかり、そこで「終劇」の文字。余韻も何もない。
ほんとそうだ、と大笑いした。ほんとに日本人って必ずそう。この物語形式のルーツって何なんだろう。私は香港形式のほうがいいな。

巻末に関川夏央との対談が入っていて、関川氏がいいこと言ってる。いまやうまい文章のうまさがわかる人間がどれだけいるというのか。書く技術の前に読む技術が滅びてしまうのではないか。まあそれは高度大衆化社会の宿命で、現代では大学の先生が典型的な大衆だからね、って。

大学の先生が典型的な大衆、本当におっしゃる通り。私は大学教員は一応インテリ(知識階級、知識人)なのだと思ってきたけど、実際にはインテリなどほとんどいない。いるのは典型的な大衆。本当に、ひどいもんです。そうそう、「勝ち組」の大衆だけどね。


本・雑誌 | 19:06:00 | Trackback(0) | (-)
SPA!非モテ男特集
電車男ブームとのことで、SPA!で非モテ男特集。オタクは心がきれい、優柔不断だけど優しい、純愛志向、いまブームは非モテ男?らしい。しかし女へのインタビュー。「ちょっとした下ネタですごく興奮しだしてとんでもないこと要求したりする。純粋どころか頭の中ドロドロですよ」うわーこっちのほうが絶対真理だ。


本・雑誌 | 23:13:11 | Trackback(0) | (-)
感じない男/森岡正博
たまには更新しないと、というわけでこっちに載せてます。


本・雑誌 | 21:55:28 | Trackback(0) | (-)
SPA!今週号「だめんずうぉ~か~」より
カリスマホストに女に惚れさせるテクニックを聞く。
「『オレには技術なんて必要ない。素のオレを見て惚れてくれる女を待つ』ってモテないやつはよく言うけど、なに甘えてんだと思う。モテないやつの『素』は『無』なんだよ。『素』っていうのは、いろんなものを持ってるやつが力を抜いた時に出てくるものなんだよ」

名言だ。モテない男は本当にこの点がわかってないもんな。「オレの良さがわからない女がバカだ」とかほんとに言うからなあ。あまつさえ「オレは努力もしている。こんなに男らしく何度も告白もしてるし」とか言い出したりして。悲しいかな基本的に間違ってるんだよね。上記ホストのテクニックは「相手の喜ぶことをする」なのに、モテない男は自分のことしか考えてないんだよ。もう見てたら例外なくそうだもん。

しかしね…もしモテない男が相手の喜ぶことをして、身なりにも気を使って、「惚れさせる」ために努力したら、それで彼はモテるのか?というと、やっぱ大したことはないと思うんだよね。もともとフェロモンないしさ。しかし自分の身の丈に合った相手と仲良くなることくらいはできると思う。問題なのは、モテない男が「あるべき自分」としているのは「モテモテのオレ」であって、自分と同レベルの女子とこぢんまり仲良くしている自分ではないということでしょう。そしてモテなければモテないほどその幻想はどんどん肥大化し、かくある自分との乖離は広がってゆく…というわけでね。

ひとつ言えるのは、ある程度以上の年齢の男においては「いい人なのにモテない」という人は、実はめったにいないということでね。フェロモンがあろうがなかろうが売れてる。あー女って実質主義で目ざといなあと思います。ちなみに逆はたくさんある。男は幻想に生きてるから。まあどうでもいいけどさ。


本・雑誌 | 23:25:16 | Trackback(0) | (-)
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