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読ませる技術/山口文憲
モノを書こうとする人の必読書、とずっと前から言われていたので読んでみる。笑えるところが多いのがいい。特に「文章の出口」の話のところ。日本人はどうしてもエンディングが水戸黄門か寅さん式になってしまう。つまり話にケリがついたあと、富士山の見える分かれ道みたいなところに関係者を集め、「みんなで力を合わせて励むんじゃぞ」なんてことをやる。非日常の時間から日常の時間に戻さないと気が済まない。その点香港映画はすごい。最後の対決シーン、決着シーンのところで、ダーッと跳び蹴りして相手の顔に命中したシーンでストップモーションがかかり、そこで「終劇」の文字。余韻も何もない。
ほんとそうだ、と大笑いした。ほんとに日本人って必ずそう。この物語形式のルーツって何なんだろう。私は香港形式のほうがいいな。

巻末に関川夏央との対談が入っていて、関川氏がいいこと言ってる。いまやうまい文章のうまさがわかる人間がどれだけいるというのか。書く技術の前に読む技術が滅びてしまうのではないか。まあそれは高度大衆化社会の宿命で、現代では大学の先生が典型的な大衆だからね、って。

大学の先生が典型的な大衆、本当におっしゃる通り。私は大学教員は一応インテリ(知識階級、知識人)なのだと思ってきたけど、実際にはインテリなどほとんどいない。いるのは典型的な大衆。本当に、ひどいもんです。そうそう、「勝ち組」の大衆だけどね。


本・雑誌 | 19:06:00 | Trackback(0) | (-)
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