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マゴットセラピー
「ムーブ!」でやっていた話題。
糖尿病で足を切るのを防ぐための新しい治療法。マゴットとはハエの蛆で、これを壊疽した部分に這わせてガーゼで覆う。1週間に2回取り替え、3週間目から効果が現れてくる。3ヶ月で完治。これで切断を回避できた患者の割合は85%とのこと。蛆は生きた組織には興味を持たず、腐った組織だけを唾液や尿で溶かして食っていく。蛆の消化液には殺菌・抗菌作用や傷の回復促進作用もあり、患部は無菌状態になる。これは大昔からある治療法だが、抗生物質の登場で廃れていたのが、最近海外を中心に注目され始めたとのこと。

たしか「グラディエーター」の中でも主人公が傷口に蛆をわかせているのを「蛆は傷にいいのだ」とか言うシーンがあったけど、そういう意味だったのか。3年前に日本で初めてこの治療を受けたおばさんは「蛆は私にとって天使♪」と言っていた。将来的には糖尿病だけでなく、火傷や床ずれにも応用していくつもりとのこと。

しかし日本人にとってイメージは大切なものだなあと思う。「マゴットセラピー」直訳して「蛆治療」。うじ治療では、日本では広まりそうもないからなあ。


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日記 | 21:05:56 | Trackback(0) | (-)
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hananeko

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