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雑記 | 01:56:58 | Trackback(0) | (-)
高畠華宵と伊藤彦造
高畠華宵の画集を借りた。今まで決して好きな絵柄ではなかったけれど、よく見たらいい絵がいっぱいあって、昔の挿絵はなかなか良いなと思った。それで図書館で名作挿絵全集だの伊藤彦造画集だのいくつか借りて重いのを持って帰ってきた。年末年始はこれらを眺めて幸せに過ごそう。

高畠華宵はちょっとホモホモしすぎるけど、伊藤彦造はかなりいい。流血多めで被虐的で美しい。しかし私などの曇った目で見ると、どれもまあ、耽美的というかエロいというか…。美少年(青年)が裸で縛られてたり血を流していたり、こんな絵を「少年倶楽部」なんかを読む健全な男子が見てもいいのかっ、という感じ。また伊藤彦造の描く鞍馬天狗がめちゃめちゃ妖しいのよ。はだけた胸に長い黒髪を流して、って、ええっっ鞍馬天狗ってこんなんなの?

本・雑誌 | 23:41:06 | Trackback(0) | (-)
こっちは「貧困」っていってた。
NHKの福祉ネットワークという番組で貧困特集をやっていた。こっちはNHK特集ワーキングプアより随分まとも。ゲストはNPO法人もやいの湯浅誠氏。湯浅氏は「貧乏と貧困とは違います」と言う。貧乏でも幸せな人はいるが、貧困者には語義上幸せな人はあり得ない、とのこと。私は……ま、真ん中かな?

「お金がなくて買いたくても服も買えない、ストーブをつけたくてもつけられない、って人がいるんです」 そ、それって私じゃん。服はユニクロか中古しか買えず、今年は石油が高くて、電気ストーブを10分つけては5分消すという暖房をしている私。猫は寒くて迷惑してるかもしれない。

湯浅氏、東大大学院まで出てこんな活動に身を投じるなんて、えらい人だ。

テレビとか | 23:37:43 | Trackback(0) | (-)
中村うさぎ「セックス放浪記」
週刊朝日、中村うさぎ「セックス放浪記」の書評を読んでたまげた。中村うさぎは恋人だったウリセンの人と別れたあと(ゲイだとは知ってたけどウリセンだったとは知らんかった…)「自分のセックスに問題があるのでは」という疑問が起こり、「テクニックの向上をはかるべく、別のウリセンに指南を仰いでいるという」。

以下インタビューから。「四十九年生きてきて、男性に対して自分がいかにサービス不足だったかということを考えるようになりました。若いうちは男にもセックスにも不自由しないから、努力する必要がないでしょ? でも、女性は年齢に反比例する形で性的な商品価値が下がりますから、四十歳を過ぎたら女は床上手であるべきだろうと。それにしても、五十肩だから疲労で首が痛くて……」

以下書評からの引用。「うさぎ氏のセックス放浪とはすなわち、『自分が無価値な存在ではない』ということを確認する手段の旅なのである。多くの女たちは、その確認方法こそ別であるかもしれないが、同じような恐怖心を心の奥底で抱いているに違いない」

正直、わかるよ、わかる。若いうちは男に苦労しないなんてことは私は全くなかったし、今も昔も努力なんてしたことがないけど(だからダメなんだー)、私だって私なりの闘争はあったし、自分が無価値ではないという確認を求めて七転八倒(大げさ)したこともあった。でも、そういう闘争はしんどすぎて、また不毛すぎて、普通はどっかでやめてしまうと思うんだよね。それを四十九歳でまだ続けている。しかもその過激度はますますターボがかかっている。そのマジメさには謹んで敬意を表したい。しかしそこまで自分の女としての商品価値にすがらざるを得ないのはいったい何だろう。最初から女としての商品価値など投げている私にはやっぱり、わかるようでわからない。最初からない人と、最初はあってオイシイ思いをしたけれど途中から減ってきた人との違いだろうか。それとも世代だろうか。

本・雑誌 | 23:48:06 | Trackback(0) | (-)
NHKのワーキングプアキャンペーン
ズレまくっている。わざとズラしているとしか思えない。本当に「格差社会」が問題だと思っているのなら、なにもイギリスやアメリカにまで取材に行かなくともよい。ただNHKの社内を映せばいい。そしてそこで働いている人たちの身分と年収をひとりひとり明らかにしていくといい。社員と下請けやバイト、同じ職場でどれだけの差があるか、それだけで何が問題なのかが火を見るより明らかになるはずだ。

だいたい、ホームレスの青年をネタにするのなら、「ワーキング」ですらないじゃないか。それともゴミ箱から雑誌を拾って古書店で売ることを「ワーキング」だと捉えてるっていうのか? 何も嬉しそうにカタカナのキーワードを作らなくても、貧困問題、貧困層でいいじゃないか。何で日本語を大切にしないのか。

本当に文字通りの「ワーキングプア」を題材にするというのなら、時給800円でフルタイムで働き、10万円ほどの給料で一人暮らしをする中で、健康保険で1万円はぎ取られ年金で1万円はぎ取られるという、そういう世間にたくさんいる普通の人を取材すべきだ。わざわざ極端な例をネタにするところに欺瞞がある。そしてむやみに感傷的にもっていって問題をすり替える。何もわかってない人が番組を作っているのが見え見えなのである。

テレビとか | 01:12:47 | Trackback(0) | (-)
高橋真琴の細密画
マンガミュージアムで高橋真琴の原画展示&実演を見てきた。印刷物ではプラスティックな感じに見える絵だけど、原画は色といい線といい物凄く繊細で美しい。はっきり言って細密画。誰もが印刷物で見たことのあるお花フリフリのあの絵だけれど、原画は一見の価値があると思った。

実演のほうはもう、あまりの細かい作業に見ていてクラッときた。見に来ていた人たちはたぶんコアな真琴ファンの人たちだと思うけれど、ファンでも何でもない私が一番かぶりつきで見ていたかもしれない。翁の(73歳のおじいちゃんなのだ!)体臭まで嗅げるほどに。仕上げに目に星を入れる作業の前に「ハッ!」と気合いを入れて筆を入れるのが印象的だった。だってもう、そのホワイトの線の細さといったら、たぶん0.1mmもないだろうと思われる。それって印刷に出るの?ってくらいに細い。大きな楕円の星を入れたあと、極めて細い線を横にスッと引き、継いで縦と斜めにひいてキラリ星をつくる。それから筆を替えて小さい星を3つか4つ。グラフィカルな絵に緻密な線、左右対称な顔はまさに職人芸。朝起きて机に向かい、あ、今日もまだ手は震えていない、まだ描ける、と思われるそうだ。立派だ。「野ばらさんに頼まれて挿絵描いたんだけどね、野ばらさんもいい経験をして、またいいもの作ってくれるといいね。芸術家はみんなそういうのあるからね。僕も昔はヒロポンとかしたけどね、ハハハ……」

マンガ・アニメ | 00:10:32 | Trackback(0) | (-)
ミッドナイト・エクスプレス
夜中の民放テレビでやっていたので久しぶりに見た。アラン・パーカーの映像の空気感と暗さが好きなので、わりと好きな映画。しかしさすが民放テレビ、重要なシーンがいくつかカットされていた。どれも性的だったり暴力的だったりする部分だけど、この映画に関してはカットしてはいけない部分だけに残念。放映時間真夜中なんだから、字幕ノーカットでやれよ、と思った。近所のレンタルショップには置いてないし、フラストレーションが残る。

調べたら、「ケロッグ博士」もアラン・パーカーだった。やはり才能のある人なんだ。「バーディ」がもう一回見たくなった。男の友情(同性愛?)を描くのがうまい人だ。

ところでミッドナイトエクスプレスについてネットで調べてたら、主演の人が91年にエイズで亡くなっていたことがわかった。それと、「この映画、トルコがよく怒らなかったな」と思ったものだが、やっぱり当時トルコは抗議していて、しかし映画がヒットしたせいか、その後アメリカとの囚人交換協定を結んだとのこと。あと、実話をもとにしているとのことだが、原作者がその後「あれはかなーり誇張している」と白状したらしい。そりゃそうだろう、ドラマチックすぎるもん。

映画・ドラマ | 00:17:11 | Trackback(0) | (-)
メディアと在日女
「ディア・ピョンヤン」の監督の人のことは前にも書いたことがあると思うけれど、この人が美人であることと、内容のない薄っぺらなことしか言わないことに、いかにもテレビ向き、メディア向きなものを感じて、イヤーなものを感じていた。メディア向きというのは、この人自身がメディア向きということではなく、メディアがこの人をメディア向きだと思うだろうという意味で、メディア向きだと思うのだけど。

この間その人が「たかじんのそこまで言って委員会」に出ていて、お、いよいよ来たか、と思った。相変わらず薄っぺらなことしか言わず、金美齢にボロカスに言われ、そして辛坊や勝谷に「美人ですねえ」「こんど飲みに行きましょう」とはやされていた。メディアに出る在日女というのは、いつまでもこういう存在なのか、とやっぱりイヤーな気分になったのでした。

在日・韓国 | 23:00:00 | Trackback(0) | (-)
セコムCM番犬編
今やってるセコムのCMが好きだ。何でもない普通のおっさんが「誰?誰?」と叫んでるやつ。宅配便の人が来ては「誰?」、郵便屋が来ては「誰?」、ガキと無邪気に遊び、近所のオヤジに「うるさい!」と怒鳴られ、最後のキャッチコピーが「番犬にも静かな生活を」。はじめしばらく意味がわからなかった。名作だと思うなあ。有名タレントが出ているわけでもないし、コンセプトはよくわかるし、業種にもぴったり。いいと思えるCMなんて皆無に近いけど、本来CMってこういうもんだろう。ペヨンジュンや長嶋のよりずっといいじゃん。まあ、セコム入ったって犬にはわからんだろうという話もあるけど、それでも楽しいからいい。

私はけっこうオッサン萌えなほうで、オッサンといってもシブいオヤジではなくて(昨日NHKでチェ・ゲバラを語っていた戸井十月なんて最も苦手なタイプ)競馬場にたむろしてる味のあるオッサンとかそういうの。韓国に旅行行った時は、向こうは味のあるオッサンがいっぱいいて楽しかった。たいてい、ガラが悪くてやかましい。そして暑苦しい。しかも韓国のオッサンって(というか男性一般)スネ毛が薄くてつるつるなんだ。これはかなり観察したからたぶん確かだと思うんだけど、韓国人男性は(たぶん女性もだろうけどさ)体毛が薄い! 頭つるっぱげのオッサンでも足はつるつるなんだよ。なんでかなー。食べ物のせいかなー。

テレビとか | 23:13:58 | Trackback(0) | (-)
週刊朝日
『「丸山眞男」をひっぱたきたい』の赤木智弘氏が本を出したそうで、高橋源一郎が書評を書いていてちょっとうんざりした(しかも書評ページのしょっぱな)。そうか高橋源一郎は「サヨク」だったっけな。この雑誌は朝日だったっけな。サヨクかどうかそんなことよりも、なんでか私はこの人(高橋)を信用する気にならない。赤木氏はわりとまともな感性を持った人だと思うのでいいのだが、それを持ち上げようとするオジサンたちはやっぱりあんまり信用できない。斎藤美奈子の連載コラムでは、フリーターや非正規雇用の人が主人公の小説ばかりがありふれすぎていて、と辟易しながら、雨宮処凛の評価は高いようだ(その流行の際先鋒のはずなのに)。フェミニストでサヨクであることが斎藤美奈子の唯一の弱点だと前から思っている。が、そういう立ち位置がしっかりしているからこそ、斎藤美奈子は強いのだろうとも思う。私は、赤木智弘氏には好感を持っているけど雨宮処凛には何ともいえない印象を持っている。男と女の違いかもしれないし、もしかしたら赤木氏には孤立を感じるが雨宮氏には集団を感じるからかもしれない。私がよく知らないだけでどちらも同じなのかもしれないが。

本・雑誌 | 20:18:00 | Trackback(0) | (-)
オセロの人
堂本兄弟にオセロの中島知子が出ていて、この番組は毎回ゲストが1曲歌を歌うのだけど、ちあきなおみの「喝采」を歌ってた。これが妙に良くて、子供の頃詩吟をしていたというだけあって声は強いし顔は美人だしちょっとちあきなおみに似てるしで、かっこよかった。ロッカーぽかったし。今流行りの芸人バンドしたらいいのにと思った。

この人はびっくるするほど美人だと前から思っていたんだけど、今や銀座でママをしていてもおかしくないルックスだと思う。モテないモテないと言ってるけど実は物凄くモテるんだと聞いたことがある。テレビ初出演時のビデオが流れてたけど、全然顔が違った。特に目元が一重のようだった。目がちょっと変わるだけでこれだけ変わるもんなのかーと思った。

テレビとか | 00:35:01 | Trackback(0) | (-)
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